Exhibitions 2015

剪画アート&スペースでは、年間6回のテーマ展を開催しています。


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 今年もいよいよ最後の作品展、干支と縁起物となりました。2005年のオープン当初から始めた干支展は今回で10回目を数え、あと2回でひとまわりすることとなります。
 さて、来年の干支は申(猿)。猿は昔から人間に近いところでも生息していました。作物を荒らしたり、温泉に入ったり、猿回しとして人間と共に芸を披露したり…。様々な面で人間と関わってきています。
 そのため絵柄として描かれる猿もまた多様です。自然の中で戯れる猿、猿田楽や三猿など表情があるもの、猿の置物や人形、そして文字まで…。そのどれもが楽しく、そしてそれぞれの作家さんらしい表現によって描かれています。
 皆様にとって今年はどんな年だったでしょうか?この1年を振り返り、そして来るべき新年に思いを馳せながら、干支と縁起物展をゆっくりとお楽しみ頂きたいと思っております。

1511-A001 申 〜三番叟〜 南舘 千晶 242×272mm
1511-A002 金銀市松 鶴と亀 高橋 隆 880×330mm
1511-A003 紅白縁起図 高橋 隆 280×390mm
1511-A004 巨猿 高橋 隆 270×240mm
1511-A005 For You 中台 よし子 227×158mm
1511-A006 謹んで本年のご挨拶を申し上げます 結城 公子 305×430mm
1511-A007 幸運を呼び寄せる干支飾り〜申〜 岡田 桂子 395×285mm
1511-A008 親子ざるのうたた寝 石崎 香 335×285mm
1511-A009 三モンキー 日野 晴美 297×210mm
1511-A010 打出の小槌お持ちしました 日野 晴美 150×215mm
1511-A011 豊穣の祝い 吉田 健嗣 497×497mm
1511-A012 梅天神(文字絵) 香雲 280×530mm
1511-A013 鶴亀 香雲 280×400mm
1511-A014 猿と宴会 前畑 陽子 390×360mm
1511-A015 さる 角田 直哉 195×135mm
1511-A016 百椿 神田 いずみ 460×340mm
1511-A017 孫悟空 神田 いずみ 240×320mm
1511-A018 花に染まる I 小野寺 マヤノ 127×127mm
1511-A019 花に染まる II 小野寺 マヤノ 127×127mm
1511-A020 花に染まる III 小野寺 マヤノ 127×127mm
1511-A021 花に染まる VI 小野寺 マヤノ 127×127mm
1511-A022 花に染まる V 小野寺 マヤノ 127×127mm
1511-A023 花に染まる VI 小野寺 マヤノ 127×127mm
1511-B001 和敬清寂 - 和の心 岩崎 裕子 242×272mm
1511-B002 さるぼぼ 中台 よし子 242×272mm
1511-B003 身代りさる 中台 よし子 242×272mm
1511-B004 三番叟 中台 よし子 242×272mm
1511-B005 大黒天シリーズ[いのちに合掌] 菅谷 順啓 242×272mm
1511-B006 山王権現 菅谷 順啓 242×272mm
1511-B007 いきいき生きる(三猿) 菅谷 順啓 242×272mm
1511-B008 バトンタッチ 〜羊から猿へ〜 佐藤 健二 272×242mm
1511-B009 NEW御三家 小山 和男 242×272mm
1511-B010 ゴールデンボウイ 小山 和男 242×272mm
1511-C001 猿だって 結城 公子 121×135mm
1511-C002 見ます 聞きます 言います 結城 公子 121×135mm
1511-C003 仲良くしょうね。 結城 公子 121×135mm
1511-C004 干支飾り〜申〜 岡田 桂子 121×135mm
 「剪画と灯り」展は2007年と2011年にも開催され、今回で3回めをむかえます。剪画を光と組み合わると、とても幻想的な世界が現れてくる…と大変人気のあるシリーズです。
今回の灯り展で以前と大きく違っている点は、LEDの技術が進み、安価でバラエティのある機器が使われるようになったことでしょう。LEDは小さな電力で点灯されるため、電池でもかなり長く灯すことができます。そのため、コンセントに差し込む必要がなく、創作の自由度が上がってきました。
また、LEDは、光の色を様々に変化させることもできます。赤から青へ、そして緑へ…少しずつ色を変えてゆく光は、剪画を不思議な雰囲気に演出。作品に動的な変化をもたらし、見るものを引き込んでくれるでしょう。
一方、先日鳥取の和紙の里へ研修旅行に行って来た作家さんたちは、和紙の美しさをより意識するようになったようです。鳥取で自ら漉いてきた和紙を使ったり、購入してきた美しい色合いの和紙を利用したり…。和紙の厚さや色味、質感を活かした作品が多く展示されています。
剪画と光のもたらす美しい彩りの世界をお楽しみ頂ければ幸いです。
 
1510-A001 もみじ 岩崎 裕子 165×165×280mm
1510-A002 夕焼けの大通りで 前畑 陽子 140×140×300mm
1510-A003 Halloween Night ver.3 南舘 千晶 100×100×235mm
1510-A004 早起き鳥 情熱的な日になります 結城 公子 100×100×185mm
1510-A005 早起き鳥 爽やかな日です 結城 公子 100×100×185mm
1510-A006 早起き鳥 豊かな気分で過ごせます 結城 公子 100×100×185mm
1510-A007 早起き鳥 優雅な1日 結城 公子 100×100×185mm
1510-A008 秋の彩り 日野 晴美 315×410×120mm
1510-A009 酔芙蓉幻想 菅谷 順啓 140×120×245mm
1510-A010 月読みの光 菅谷 順啓 200×400mm
1510-A011 御伽話 神田 いずみ 23.5×34,5mm
1510-A012 揮 -かがやく- 小野寺 マヤノ 410×410×30mm
1510-A013 昿 -あきらか - 小野寺 マヤノ 410×410×30mm
1510-A014 眩 -まばゆい- 小野寺 マヤノ 410×410×30mm
1510-A015 彩雲 角田 直哉 120×100×240mm
 今回の作品展はインターネットで自分好みに合わせたブレンドのコーヒーを注文できるMyCoffee.Jp様とのコラボレーションにより実現しました。
 「My Coffee」をテーマに、好きなコーヒーの味、過ごしたいコーヒータイム、大切な人に贈りたいコーヒーなど、作家さんたちに各々のコンセプトを設定してもらいました。さらにそれぞれのイメージに従ってコーヒーを試飲して好きな味を選び、タイトルを決め、ラベル用の剪画を制作。そして仕上がったのがここに展示してある作品とコーヒーです。これらのコーヒーは実際にインターネットサイト MyCoffee.Jpで販売されています。
 様々な「My Coffee」が作品、そしてパッケージとなって表現されました。展示期間中、ギャラリーでは剪画作品とともにラベルを展示し、コーヒーを淹れます。実際に各作家がプロデュースしたコーヒーを楽しみながら、作品を鑑賞頂ければ幸いです。
 このプロジェクトにご協力下さり、ご提案やアドバイスを下さったMyCoffee.Jpの市村様には心より感謝いたします。

1509-A001 さんきゅうさん 菅谷 順啓 242×272mm
1509-A002 無になる時間 岩崎 裕子 242×272mm
1509-A003 My Favorite 結城 公子 125×178mm
1509-A004 QUEL CAF TES-VOUS?(おこのみは?) 岡田 桂子 75×105mm
1509-A005 Coffee de Blume 石崎 香 63×91mm
1509-A006 PANDA COFFEE 神田 いずみ 122×122mm
1509-A007 for you 香雲 184×264mm
1509-A008 Good Time Coffee 日野 晴美 242×272mm
1509-A009 ごゆるり茶房 佐藤 健二 242×272mm
1509-A010 ほうっとCoffee 永森 幸世 90×137mm
1509-A011 ohana coffee 南舘 千晶 280×255mm
1509-A012 Mayan Caf e 小野寺 マヤノ 280×280mm
1509-A013 ごゆるり茶房2 佐藤 健二 242×272mm
 剪画アート&スペースは、2005年7月23日にオープンしました。東京都の片隅でささやかなながらも十年間続けて来られたのは、いつも素敵な剪画作品をご出展下さるアーティストさんと、ギャラリーに立ち寄って下さる皆様のおかげです。
 ここで一度初心に立ち返ってみたいと思い、「白い和紙」を十周年記念展のテーマとしました。長い歴史を持った日本の和紙。1枚1枚手で漉かれた和紙を、どのように剪画の素材として使ってゆくか…。作り手の紙に対する想いや力量が最も現れるところではないでしょうか。
 白い和紙を切り抜き、さらに中間色を作るために半分の薄さまで紙を削った作品、半透明の和紙を使って透明感を出したもの、普段使う黒ではなく白い和紙を用い、さらに網ブラシで彩色した剪画…。今回作家さんたちも様々な試みを行い、その表現力を広げてくれたようです。
 まだまだ新しい可能性が開けてゆきそうな剪画。その世界を日本で漉かれている白い和紙で表現する…それは、さらに新しい冒険に出てゆこうとする剪画アート&スペースの姿勢でもあるような気がしています。
 今後共、剪画アート&スペースをよろしくお願いいたします。ご来場ありがとうございました。

1506-A001 鳳凰 青山 政枝 225×270mm
1506-A002 aria 吉田 健嗣 585×420mm
1506-A003 広重の蒲原宿 糟谷 南海彦 235×185mm
1506-A004 白孔雀 岡田 桂子 405×280mm
1506-A005 おまえ百まで、わしゃ九十九まで 結城 公子 310×440mm
1506-A006 おてんば五人組 前畑 陽子 295×415mm
1506-A007 Secret garden 南舘 千晶 210×297mm
1506-A008 碧色 南舘 千晶 210×297mm
1506-A009 目出鯛 菅谷 順啓 350×140mm
1506-A010 風舞い 紫に想い染めて 菅谷 順啓 200×500mm
1506-A011 特別な白い日に 岩崎 裕子 230×310mm
1506-A012 無題 まるぽ 290×410mm
1506-A013 lucky cat 日野 晴美 225×305mm
1506-A014 Elegant Cat 日野 晴美 190×240mm
1506-A015 マリア 神田 いずみ 297×420mm
1506-A016 QUEEN ALICE 神田 いずみ 154×230mm
1506-A017 心の寒さ 香雲 260×200mm
1506-A018 Seasons II - Summer - 小野寺 マヤノ 406×584mm
1506-A019 Seasons II - Autumn - 小野寺 マヤノ 406×584mm
1506-B001 牡丹 小山 和男 242×272mm
 春から夏にかけては気持ちの良い気候になり、屋外で食事をする機会も多くなってくることと思います。今回の作品展のテーマは「Food - 食 -」。食べ物に関する絵を募集しました。今までで最も日常的で、具体的なタイトルです。
 野菜や魚など食材そのものが絵の素材となりますし、食卓や収穫の季節など食にまつわるシーンも良い画題となります。それぞれ絵には、作者の懐かしい想い出や、味覚の好み、こだわりなどが表現されていることでしょう。描き手は、絵の中のシーンのひとつ先を思い浮かべながら描いているかも知れません。
 食に関する題材は、皆様にも共感して頂けるものが多いことと思います。食べることは、誰もが毎日繰り返し行っている営みでもありますから。この作品展を見ながら、今晩のメニューを思いついたり、食そのものについて考えてみたり…楽しい発想を広げて頂ければ幸いです。
 
1505-A001 ねぎぼうず 中台 よし子 295×148mm
1505-A002 コーンダンス 中台 よし子 158×227mm
1505-A003 蕎麦 菅谷 順啓 260×230mm
1505-A004 ひもの盛り合わせ 糟谷 南海彦 170×120mm
1505-A005 干物を作る女 糟谷 南海彦 170×120mm
1505-A006 自給率45%(カロリーベース)を目指して頑張っています! 結城 公子 305×430mm
1505-A007 rice Sab 80×120mm
1505-A008 命の雫 小柳 欣也 355×495mm
1505-A009 カフェでくつろぐ 前畑 陽子 230×316mm
1505-A010 カフェでバイト中 前畑 陽子 230×316mm
1505-A011 今が旬 日野 晴美 385×270mm
1505-A012 Fruit paradise 南舘 千晶 280×280mm
1505-A013 SWEET TOWER 神田 いずみ 300×450mm
1505-A014 ティータイム 神田 いずみ 260×390mm
1505-A015 veggie I 小野寺 マヤノ 533×355mm
1505-A016 veggie II 小野寺 マヤノ 533×355mm
1505-B001 菅谷 順啓 242×272mm
1505-B002 チュー房の晩餐会 岩崎 裕子 242×272mm
 そろそろと春がやってきました。2015年の最初の作品展のタイトルは「きらきら」。春の日差しそのもののようでもあり、長く待っていた春への羨望のような響きでもあります。
 サラサラやぬくぬく、ひらひら…と擬音が多いのは日本語の特長のひとつであります。名詞や形容詞だけでは説明しにくいニュアンスを伝えてくれる、表現豊かな音。古来からオノマトベとして使われ、今なおスマホや携帯などの短いメッセージなどにも愛用されています。
 その中から今回のテーマとして選んだのは「きらきら」という音。キラキラするものを描いた絵、その語感から思い浮かべる人や考え、キラキラする素材を使った作品など、春らしいきらびやかな作品が揃いました。同じ言葉からこれほど違った作品が生まれるのが不思議でもあります。
 春のうららかなひととき、剪画によるきらきらした世界をお楽しみ下さい。
 
1503-A001 おわら月明り 菅谷 順啓 210×400mm
1503-A002 天啓の光 菅谷 順啓 210×450mm
1503-A003 フラワーウォール 神田 いずみ 297×420mm
1503-A004 Duo 神田 いずみ 250×360mm
1503-A005 March 神田 いずみ 488×334mm
1503-A006 生まれる 小柳 欣也 355×499mm
1503-A007 地下資源の輝き 結城 公子 430×305mm
1503-A008 おひめさまごっこ 前畑 陽子 411×286mm
1503-A009 輝く 日野 晴美 297×420mm
1503-A010 可愛らしく 日野 晴美 297297×210mm
1503-A011 入学の日 南舘 千晶 297×210mm
1503-A012 木漏れ日射す杜 小野寺 マヤノ 356×533mm
1503-B001 慈悲〜白木蓮の耀き〜 I 菅谷 順啓 242×272mm
1503-B002 慈悲〜白木蓮の耀き〜 II 菅谷 順啓 242×272mm
1503-B003 北陸新幹線開通〜蛍いか食べに来られ〜 岩崎 裕子 272×242mm
1503-B004 キラキラニャン 岩崎 裕子 242×272mm
1503-B005 一番星見つけた 安藤 捷一 242×272mm
1503-B006 ピカピカきらきら1 小山 和男 242×272mm
1503-B007 ピカピカきらきら2 小山 和男 242×272mm